ゼロからのkaggle賞金稼ぎへの道

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『人口知能は人間を超えるか』を読んでみた(賞金稼ぎへの道1冊目「ディープラーニングは50年来のブレークスルー」)

 今さらながら、松尾豊さんの『人口知能は人間を超えるか』を読んでみました。実はこの本については、2年以上前に購入していて、一度読んでいたのですが、その時は読んで「へぇ」と思っただけで、まったく心にささっておりませんでしたが、初心者が最初に読む本としてはいいのかなぁと思って読み返してみました。

 

 そうすると、ディープラーニングについてすごくわかりやすく記載されており、2年前に買ったときに、この分野にはまっていたら、今頃は相当なレベルになっていたのにと思ってしまいました。まぁ、後悔先に立たずですが、本とはおもしろいもので、どんなに素晴らしい本であったとしても、自分の知識レベルにあった本じゃないと、本当の良さがわからなかったりしますよね。そのため、今回のように何年か経ってから見てみると以前とは、まったく違った印象になるということが、けっこうあります。

 

 また、私の経験では、過去に読んだ本について、読んでから2年以上経過すると内容もほぼ忘れていますね。私は自己啓発本とかが好きで、かなりの数の本を読んでいるのですが、読んだ瞬間は「がんばろー」とやる気がみなぎるけども、やはり時間の経過とともに、徐々にその時の気持ちはどこへやら、すぐに元の状態に戻ってしまうということを繰り返しているような気がします。

 

 そういう今までの経験もあり、これからは読んだ本のことも、このブログに書き留めて、情報を集約し、忘れないようにしようということで、一番心に残ったところだけでも残しておこうと思います。

 

 実際、今はググれば、すぐに情報を検索することができるので、知識を覚えておくメリットが減少していると感じます。昔の話で恐縮ですが、自分が新入社員として今の会社に入社した時に、上司から言われた言葉がありまして、

「覚えることがたくさんあり過ぎるため、情報自体を覚えるのではなくて、その情報がどこに書いてあったかを覚えておいて、すぐにその情報を出せるようにしとくと良い」というような趣旨のお言葉を頂きまして、年齢を重ねていくと、本当にそのとおりだなと身に染みて感じます。

 

 まぁ、私の特技である、長くて取り留めのない話はこのへんにして、本の内容のまとめに入りましょう。

 

松尾豊『人口知能は人間を超えるか』まとめ

 

2012年、世界的な画像認識のコンペティション

「ILSVRC(Imagenet Large Scale Visual Recognition Challenge 」で初参加のカナダのトロント大学が開発したSuperVisionが圧倒的な勝利を飾った。

 その勝因は同大学教授ジェフリー・ヒントン氏が中心になって開発した新しい機械学習の方法「ディープラーニング(深層学習)」だった。

 

 ディープラーニングは、データをもとに、コンピュータが自ら特徴量を作り出す。人間が特徴量を設計するのではなく、コンピュータが自ら高次の特徴量を獲得し、それをもとに画像を分類できるようになる。ディープラーニングによって、これまで人間が介在しなければならなかった領域についに人工知能が一歩踏み込んだのだ。

 私は、ディープラーニングを「人口知能研究における50年来のブレークスルー」と言っている。

 

 これを読んで衝撃だった。今から6年も前に50年来のブレークスルーが起こっていたなんて、ディープラーニングについては何度も聞いたことはあったけれども、正直こんなにすごいことだったなんて。

 また、自分の出遅れ感を思い知らされました。6年前からこれを認識している、先駆者に追いつくためには、並みのスピードの学習では 追いつけない。学習スピードを上げていかなければと思いました。正直新たな技術がどんどん生まれてきている今の状況を考えると、kaggleについてもいつまで賞金を出すかわからない部分がありますよね、後数年でもう人間の手は借りなくても、機械の方で全部やりますんで、という状況になることもありえるわけで・・・

 

 ということで、今回は松尾豊さんの『人口知能は人間を超えるか』を読んで、より一層モチベーションが上がり、スピード感をあげて、動いていかないといけないなと感じたという話でした。

 

 特に、松尾さんの『私は「ディープラーニングを50年来のブレークスルー」と言っている』というところがかっこよすぎて、自分も使ってみたくなりました。

 

 私事ながら、小さい頃からずっと鼻づまりに悩まされてきたんだ(急に何を言い出すんだ。あんた。)それで、思い切って、今月に鼻のとおりを良くする手術を受けたんだ。手術の後、止血のために、鼻の穴の中にタンポンを入れて、さらに加えて、ガーゼを4枚ずつ入れていて、自分の鼻は、ぱんぱんだった。鼻がふさがっているため、鼻呼吸をすることができず、ずっと口呼吸を強いられていた。そして、手術から3日後、ついにその時は訪れた。物忘れの多い、院長先生が、タンポンと、ガーゼを僕の鼻から、すっと抜いたんだ。その時僕の鼻は、今までの人生で感じたことが無いほどの鼻呼吸ができた。鼻のとおり道が広がって鼻どおりが良くなったんだ。

 

 

 私は「この鼻のとおりを30年来のブレークスルー」と言っている・・・

 

 私は「この鼻のとおりを30年来のブレークスルー」と言っている!

 

 すいません、どうでもいいことを無駄に2回言いました。ただブレークスルーを使ってみたかっただけという私を許してください。

 

 えー、こんな感じでこれからも、このブログについて更新していければと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。